5. リサイクルと最終処分

最終処分時に価値を再創造

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より良い未来への礎を築くために

床にはリサイクル素材を使用する必要があります。

真にサステナブルな社会を実現するためには、循環を絶やさないことが必要です。フォルボは製品の改良を続け、製品寿命が尽きたときにリサイクルする仕組みを構築することで、その実現を目指しています。また、リサイクル素材を使用した床材を設計することで、古い床材を現在、そして将来にわたって再利用することができます。
例えば、廃棄された魚網や使用済み製品などから最大25％リサイクルされた素材を使用した製品をご用意しています。

2021年の回収とリサイクル

40

リノリウム（トン）
317

塩化ビニル（トン）
7

カーペット（トン）

Back to the Floor (リサイクルプログラム)

地域リサイクルプログラムの構築

床材が地球規模で完全に循環するようになるまで、フォルボは地域規模でのソリューションの開発に着手しました。現在の制約を乗り越え、明日へ向かって前進するためです。

現在、『Back to the Floor』プログラムは、スウェーデン、フランス、オランダ、イギリス、アメリカですでに実施中です。

フォルボの廃棄物への取組み

リサイクルは必ずしも選択肢ではない

フォルボは、自社製品内の床材廃棄物をすべてリサイクルしようとしているわけではありません。単にまだできないこともあり、そうすることが無責任でさえある場合もあります。

現在、フォルボが残滓に対処する方法はたくさんあります。

- 原料サプライヤーと連携して集中的にリサイクルする。例えば、塩化ビニル床材のケミカルリサイクルが検討されています。

- 消費者使用後のリノリウムや塩化ビニル床材のスクラップなどを、自社の生産に使用する。

- 顧客と協力して床の寿命を延ばしたり、床の改修を行う。

- 外部との協同による解決策。例：リノリウムの廃棄物の一部は、セメント業界の充填材として使用されています。

- 廃棄物処理業者との協力：例えば、生分解の研究、あるいは焼却により可能な限りエネルギーを抽出する。