ファニチャーリノリウム x スタジオ・ステファン・ショルテン
スタジオ・ステファン・ショルテンとのコラボレーションによるファニチャーリノリウムの新色
フォルボの依頼を受けたオランダ人デザイナーのステファン・ショルテンは、ファニチャーリノリウムの色彩効果と知覚を研究しました。
天然リノリウムの持つ独特の自然な性質にインスピレーションを得た彼は柔らかい色調のClay、Leather、Walnutを考案しました。
ファニチャーリノリウムは、見た目が優しいだけではなく、心地よい温かみのある手触りと質感が特徴です。この自然でユニークな素材は、指紋がつきにくいという他の多くの表面素材にはない重要な利点があります。
ファニチャーリノリウムはもともと柔軟性があり、柔らかな曲線やオーガニックな形状を作り出すことができます。そのため、水平、垂直、曲線的なデザインのインテリアに適しています。
ダッチデザインを代表するステファン・ショルテンは国際的に著名なデザイナーであり近年はHAY、Maharam、Cappellini、Nanimarquina、1616 / Aritaなどの著名なクライアントと仕事を共にしています。彼のユニークな色使いや還元主義的で機能的なデザインに注目して、フォルボは彼に特別な仕事を依頼しました。
ステファン・ショルテンは、リノリウムのオリジナルレシピと特性を研究しました。
ステファン・ショルテン:
「私はオリジナルのレシピに基づく純粋な素材を理解したかったのです。木や革、陶器や織物など、インテリアの中にある自然素材を参考にし、本来の自然な色合いを追求しました。その結果、感情に訴えることができ、それでいて理想的な形で製品化することができました。」
「ミラノデザインウィーク2023」のフオリサローネで、フォルボとスタジオ・ステファン・ショルテンが「Not too little, not too much」を発表しました。
ステファン・ショルテン:
「スパッツィオ・ロッサーナ・オルランディでは、3つの新色を展示します。Clay、Leather、Walnutの3色に加え、既存の暖色系のグレー色であるpebbleとmushroomを追加しました。ファニチャーリノリウムは、柔軟性が高く、貼りやすいので、垂直、水平、曲面用の椅子張り材として非常に適しています。これを実証するために、私はテーブルとスツールをデザインしました。ファニチャーリノリウムのマットで温かみのある自然な手触りは、ラッカーなどの仕上げとは比べものにならないほどです。表面的なものではなく、流行に敏感なものでもなく、現代的なインテリア用途の確かな仕上げ材です。」
スタジオ・ステファン・ショルテンとのコラボレーション企画は、ケルンで開催される「インターツムケルン2023」でも展示される予定です。この展示会は、世界の家具業界に焦点を当てたものです。ファニチャーリノリウムは、あらゆる家具やキッチンキャビネットに最適な素材です。
「インターツムケルン2023」
2023年5月9日~12日※終了しました
時間:09.00 am - 18.00 pm
場所
ホール1.2|B013
メッセプラッツ1
ドイツ・ケルン