循環型社会の本質は、製品、その部品の品質と価値を維持することによって天然資源を保護することです。
循環型社会にとって最善なことは、そもそも発生する無駄を防ぐことです。数年ごとに床材を交換するよりも、20年以上持つ床材を選択することをおすすめします。それが難しい場合は、取り外しが簡単な床材が賢明な選択です。
そうすることで、別の場所で再利用したり、床材のリサイクルが容易になったりします。
サスティナビリティの改善はカーボンニュートラルにとどまりません。フォルボは、マーモリウムのライフサイクルのあらゆる側面で材料の再利用に取り組んでいます。マーモリウムの再利用について、ご覧ください。
天然資源の再生能力が、循環型社会の基盤です。リノリウムはバイオサイクル製品であり、これは、天然の原料が堆肥化することで地球へ戻り、急速に成長する新たな天然原料の栄養素となることを意味します。
これがオフセットを必要とすることなく、製品内で二酸化炭素を吸収する唯一の方法です。マーモリウムでは既に、リサイクル材、アップサイクル材(カカオの殻とトール油のように)、そして再利用材を使用することで、何年もの間、循環型社会の原理を実践してきました。
マーモリウムは、シートだけでなくマーモリウム・クリックやマーモリウム・モジュラーを開発。これらは、取り外しを容易にすることが可能なため、別の場所で再利用できるソリューションとなり、循環を形成することができます。
真の循環を形成する床材の開発は、イノベーションチームにとって優先度の高いプロジェクトです。
フォルボの工場では、リノリウム廃棄物の大部分が再利用され、新しいマーモリウムに生まれかわります。ジュートやファニチャーリノリウムの裏紙の残余など、他の貴重な廃棄物は、それらを非常に価値のある、または社会的に責任のある製品にアップサイクルする企業に提供しています。廃棄物ゼロの埋立、焼却ミッションを追求、残りの廃棄物の削減およびアップサイクルするために、第三者の廃棄物管理コンサルタントとも契約をしています。
クロスドッキングロジスティクスやパレットなどの材料の再利用により、リノリウムのサプライチェーンでは循環原理を実践しています。
マーモリウムのパッケージは再生可能紙でできており、施工時にマスキング用または型紙として再利用されることがよくあります。
マーモリウムは43%のリサイクル材を含みます。
どう材料を調達しているのでしょう?
施工時に、無理に廃棄物を出す必要はありませんが、フォルボは工場の近隣国で施工時の残留物を回収する「Back to the Floor」サービスを行っています。
回収した残留物を敷地内のリサイクルシステムを利用して、マーモリウムの製造用にリサイクルしています。
また、マーモリウム・モジュラーは、シートに比べ、施工時の廃棄物を約7%削減できることにも注目してください。
使用段階での最も大切な循環原理は、製品の寿命が長いことです。マーモリウムの強みは、その耐久性と時代を超越したデザインです。寿命をさらに延ばすため、マーモリウムは、UVシールド加工を補修または新規に施すことが可能です。
レノリウム・プロジェクト
Renovation + Marmoleum = Renoleum Project
寿命を迎えたマーモリウムは堆肥化が可能です。
これは、好ましくない低価値のソリューションです。
レノリウムプロジェクトは2018年から始まり、製品寿命末期のマーモリウムの再生コンセプトをパートナー達と共同開発中です。