オランダのロッテルダムにあるフリチョフ・ナンセン小学校の新校舎は、「屋外との関係」、「サステナビリティ」、「人間同士の出会い」という3つの理念を備えた美しい建物です。
追加投資により、この校舎は完全にエネルギーニュートラルとなり、他の新設校とは一線を画す、次の40年に備えた建物となりました。
中央ホールの観覧席の階段からは天窓にソーラーパネルがモザイク状に設置されており、サステナビリティが大切な要素を担っていることが確認できます。こうすることで、子供たちに太陽光発電とは何かを説明することができるためです。
天然素材であるマーモリウムの床は、このコンセプトにぴったり合っています。木製の要素や家具、そして柔らかなグリーンの色調との組み合わせで、マーモリウムは穏やかで心地よい空間をつくり出しています。家具の保護材やエントランスカーペット『コーラル 』を敷くことで、床は損傷や汚れの侵入から最適に保護されています。床は定期的に洗浄機で水洗いされるので、追加で保護コーティングは必要ありません。
学校名に由来する探検家でありノーベル賞受賞者でもあるフリチョフ・ナンセンは、館内のいたるところで目にすることができます。彼の船フラム号は、新しい姿で館内のあちこちに展示されています。
物件名 | Fridtjof Nansenschool |
場所 | Rotterdam |
コーディネーター | Stichting Boor |
ビルディングコンストラクター | BM Van Houwelingen |
設計者 | BDG Architecten |
フロアコントラクター | Maasdam Groep |
写真 | Frank Hanswijk |