
フォルボx東京造形大学 大学院
フォルボは、2020年東京造形大・学部長である森田敏昭教授と共に、ファニチャーリノリウムの新しい使い方を考える産学連携プログラムを行いました。
これまでにない新鮮な思考、アイデアを取り入れるために、最先端の開発技術とデザインを専門とするパナソニックのデザインチーム、FUTURE LIFE FACTORYをアドバイザーに迎えました。
ファニチャーリノリウムの新しい使い方 人にとって心地よい生活を探るプログラムがスタートしました。
オンライン授業も実施
コロナ禍では通常の授業が行えず、月に約1回オンラインにてフォルボ、パナソニック FUTURE LIFE FACTORY両社からのアドバイスやサポートを受け、進められました。
家具用のリノリウムというこれまでの概念にはこだわらず、リノリウムの特性を活かし、最新のテクノロジーを融合した新しい使い方に焦点が当てられました。
学生はテーマに分かれ、製品化に向けての意見、アイデア、技術を少しずつまとめていきました。最終的に9人の学生が5チームに分かれ、「子供のおもちゃ」「オフィス用の商品」「一人暮らしのための日用品」と各自さまざまなテーマに取り組みました。


リノリウムの新しい使い方 展
最終的にモックアップを完成させ、2021年3月に渋谷のヒカリエで発表会を行いました。
会場では、来場者が作品を手で触れて遊ぶことができ、機能、音、質感を体感することができました。
コンセプト説明のために映像制作のプロと一緒にビデオを作り、作品と共に会場で公開しました。
このビデオにより、来場者はより具体的な使い方をイメージしやすく、それぞれの作品コンセプトが理解しやすくなりました。
Photographer: Hiroka Monden.