図書館では、メンテナンス性を考慮した材料選びが重要です。
今回、床材にはフロテックスが採用されました。
フロテックスは、滑りにくく防音特性をもつ繊維を使用し、カーペットと硬質床材の特性を活かした実用的な床材です。
完璧な防水性があるフロテックスは、水洗いができ、耐久性に優れた衛生的な床材です。
図書館の入り口近くにはスチールフレームに異素材を組み合わせた間仕切りを設けました。ここには掲示板用リノリウムのブルテンボードが採用されました。
閲覧席は歴史的な図書館を参考にしました。改修前の閲覧席は木製で部分的に革を使用していましたが、今回新たに家具用リノリウムのファニチャーリノリウムを組み合わせました。ファニチャーリノリウムは、書き物をするのに理想的で柔らかく、温かみのある表面材です。
場所 | Antwerpen |
写真 | Jeroen Verrecht |
フロアコントラクター | Phenix Group |
インテリア設計 | PUUR interieurarchitecten |